「急速冷凍」とは低温の風や液体を対象物に当てることにより
急速に温度を低下させ冷凍させる、冷凍手法の一種です。
急速に冷凍させると"最大氷結晶生成帯(-5〜-1℃)"と呼ばれる
水分を凍結させ、氷結晶化させる温度域を素早く回避できます。
水分が氷結晶に変化すると、体積が膨張し水分を囲んでいる膜を
破壊してしまうのです。そうすると解凍の際に破壊された膜から
水分が流れ出てしまうのです。
これを食品に言い換えると食肉や魚・果物などの旨味成分などが
解凍時に外に流れ出てしまうのです。
なので急速冷凍によって、冷凍された食品は冷凍前の新鮮さを
損なうことなく、おいしい状態で保存・流通が可能になりました。
上記の説明の中の、対象物に当てる風や液体とは一体何℃なのか?
それは-40〜-20℃の冷風や、液体窒素や液化炭酸ガスの液体を
使用しています。
食品トレーに多く使われいるPP(ポリプロピレン)の耐寒温度は
一般的に-10〜-5℃でそれ以下の温度帯で衝撃が加わると割れが
発生すると言われています。
弊社の「急速冷凍機対応トレー」は自社開発した"耐寒PP"を
使用しており耐寒温度は-40℃以上あり-40℃の温度帯で衝撃を
加えても割れが発生しませんので異物混入対策に優れています。
ステンレス容器よりも安価でライン用の容器が手配でき
さらには、"金属探知機"や"X線探知機"にも通せるので
ステンレス容器からの移し替えなどのコストが削減できます。
「急速冷凍機対応トレー」についての詳しい事例・製品につきましては
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キャネロン化工/滑ロ善関東工場
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